東京砂漠<地域オアシス 地域はもっと豊かになれる
株式会社ビッグゲート

ABOUT 会社紹介

全国に社員やクライアント、関連会社の地域商社を持つIT系の企業です

コロナ禍前から実施しているリモートワークは、自社開発のバーチャルオフィスを使用してストレスの無いコミュニケーションを実現しており、これによって全国にまたがる業務を行っています。 事業スタイル(コアコンピタンス)は、「課題解決の手法(ツール)を開発し、サービスとして提供する」として、受託開発(スキルと時間の切り売り)は行っていません。 現状のメイン事業は、ICTを活用した地域課題解決、ふるさと納税関連事業、地域商社(道の駅)関連事業で、これらを自社DXツールで支えています。このいくつも有る自社ツールは、将来的な外販も視野に入れています。

INTERVIEW インタビュー

創業者/代表取締役 大関将広
ご自身の経歴を教えてください
千葉県出身の現在48歳です。株式会社ビッグゲートの代表の他、株式会社シカベンチャー(北海道鹿部町)の代表、一般社団法人全国道の駅支援機構の理事、そして先日立ち上げたばかりのみついしょうじ株式会社(北海道新ひだか町)、みさと産地型商社株式会社(宮崎県美郷町)の取締役を兼任しています。
ビッグゲート創業までに、どんな経緯があったのでしょうか?
創業前は、株式会社CSK(現SCSK株式会社)をはじめ、複数のIT企業で営業として働いていました。大学も仕事も東京だったので、地方とはまったく縁がなかったのですが、2011年の東日本大震災をきっかけに地方へ行く機会ができたのです。2011年2月、日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)へ転職が決まり、ITを使って都市を効率的に運営するスマーターシティをつくるセクションで営業を行う予定でした。でも、3月に震災が起き、知り合いの石巻市の魚屋から現地が大変なことになっていると聞いて、5月に一緒に石巻へ連れて行ってもらいました。当時の石巻は、建物はほとんど壊れて更地状態、被災地を何とかしようといろいろな人達が全国から集まり、さらに国からは支援金が支給されていました。スマーターシティとして都市を新しく作り直すには条件の揃った場所だったので、IBMの石巻事業所を開設し、IBM社内からリソースを引っ張ってきていろいろ取り組み始めました。開始当初は、現地の人から「何しに来たんだ。用がないなら帰れ」と言われたりもしましたが、2,3年経って住民票も移し、地元になじみはじめた頃です。現地の実態を知れば知るほど、地元の人にとってはスマーターシティよりも魚が売れない方が切実な問題だとわかったのですね。そんな矢先、ふるさと納税制度を知りました。この制度を使えば自治体が地元の事業者から物を買えるし、困っている水産加工業者を助けられるのではと思い、2014年にビッグゲートを設立して地域活性化型ふるさと納税事業をスタートさせました。
今、ビッグゲートではどんな事業を展開していますか?
創業時は、ふるさと納税制度はまだ一般的ではなかったので、取り組まれていないお客様に制度活用のご提案をしていました。現在はすでに制度を活用されているお客様も多いのでそうしたお客様向けに、コンサルティング及び自社開発の業務支援システムを活用した運営サポートをしています。それから、関連会社であるシカベンチャーなどを通して、道の駅の再生事業や一次産業支援などにも取り組み、ITを活用して地域課題を解決する事業を展開しています。
どのようなMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)を掲げていますか?
ビッグゲートのミッションは、「ICTを活用して地域課題を解決し、地域を豊かにすること」です。今日、物流も移動手段も高度化し、日本中どこへでも行けるし、仕事ができます。地方が持っていたハンディキャップは昔と比べて相当小さくなっていますが、そのことを地方の人達が認識しておらず、メリットをうまく享受できていない現状があります。そこを弊社が、「こういうやり方をしたらうまくいくのでは」と提案して地域が豊かになる。これがビジョンですね。弊社が関わることで、東京と地方の障壁が低くなり、地方の人も引け目など感じることなく、地元に自信をもって普通に東京と地元を行き来してビジネスなどができる。それを実現させる会社でありたいですね。 バリューについては、「多様性」「人のせいにしない」「変わり続ける」、この3つを掲げています。「こんなこと知らないでしょ」といった上から目線の意識は相手に伝わります。まず相手を尊重し、違う考え方を受け入れて一緒に考えてくことができなければ、地方での仕事は務まりません。それから、人のせいにしないで自分達でビジネスをドライブしていかないと、人に提案するなんてできないので、自分達で何ができるかを常に考えるようにしています。また、同じ場所にとどまることはリスクだと思っているので、新しいことにどんどんチャレンジして変わり続けていくこと。これは、弊社の社風でもありますね。
独自の社内ルールなどはありますか?
鉄壁のルールがあります。それは、ミスが起きた時に個人を責めないこと。罪を憎んで人を憎まずではないですが、責めたらミスを報告したくなくなって、責められる前に自分で何とかしようとするでしょう。そうすると、だいたい状況が悪化してしまうので、悪い報告があがってきても個人を責めない。報告してくれたことに「ありがとう」と言って、正確な状況を聞いて、その上で、対処の仕方をみんなで考えるようにしています。

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